「消化器科」のよくあるご質問
Q1.「口から入れる内視鏡」と「経鼻内視鏡」の違いは何ですか?
A1.「経鼻内視鏡」は検査時の苦痛が軽減された検査方法です。
経鼻内視鏡は、従来の口から入れる内視鏡と比較して大きさが約半分程(直径約5ミリ)しかありません。
従来の口から入れる内視鏡検査だと「オエッ」となる嘔吐反射が起こりやすいため、患者さんのご負担も大きかったのですが、鼻から入れる経鼻内視鏡では、その嘔吐反射も起こりません。実際に経鼻内視鏡検査を受けられた方は「以前よりも楽に検査を受けられた。」という方がほとんどです。
Q2.内視鏡の検査時間はどのぐらいかかりますか?
A2.胃カメラ・大腸カメラ共に、麻酔に10分程、検査は5分程度で終わります。
通常検査のみの場合は、胃カメラ・大腸カメラ共に、事前に行う麻酔に10分程度、検査自体は5分程度で終わります。
鼻から入れる経鼻内視鏡も、口から入れる内視鏡検査も、検査時間に変わりはありません。
Q3.内視鏡検査は予約なしで、いつでも受診できますか?
A3.ご予約が必要です。
内視鏡検査では、検査前日のお食事や当日の麻酔などの注意点がありますので、お電話( にのみや内科 097-534-1164 )にてお問い合わせをお願いいたします。
Q4.花粉症や鼻アレルギーがある人でも経鼻内視鏡検査はできますか?
A4.多くの場合が検査可能です。
検査を行う前に血管を収縮させる点鼻薬を投与するので、粘膜が腫れているような方でも、多くの場合が経鼻内視鏡検査を行うことができます。
Q5.経鼻内視鏡検査を受けられない場合もありますか?
A5.検査を受けられない場合もあります。
経鼻内視鏡検査を行う前に同じ太さのチューブに麻酔薬を塗り、あらかじめ鼻の麻酔を行います。その際にチューブが左右どちらの鼻にも入らない場合は口からの検査に変更する場合もあります。
また、過去に鼻の手術を行った方の中にも検査ができない場合がございますので、事前に医師にご相談ください。