「循環器科」のよくあるご質問
Q1.循環器科ではどのような病気を診断・治療しますか?
A1.以下のような、心臓および血管に関係する疾患の診断と治療を行います。
心筋梗塞、心臓弁膜症、心筋症、虚血性心疾患、狭心症、不整脈、高血圧症、動脈硬化、動脈瘤等の、心臓および血管に関係する疾患の診断と治療を行います。
Q2.血圧のお薬を飲み始めたら、やめることが出来ないのですか?
A2.生活習慣の改善や内服薬のバランスで、血圧が安定すれば内服はやめられることもあります。
高血圧が続いた場合には、早期に治療を始めた方が血圧のコントロールもスムーズなケースも多く、その結果、内服薬の量を減らしたり、やめられることもあります。体重のコントロールや食事の改善などにより、内服なしで血圧が安定することもありますので、大切なのは生活習慣の改善を努力することです。
血圧が高い際は治療を先延ばしにせず、まずはお気軽にご相談ください。
Q3.心不全とは、どんな病気ですか?
A3.多くは徐々に心臓のポンプ機能が低下していく病気です。
心不全とは、全身に血液を送り出す心臓のポンプ機能が低下した状態のことを指し、長い時間をかけて心臓に負担がかかることによって、次第に心臓の働きが弱くなった結果として起こります。
「いきなり突然心臓が止まって死んでしまう」などのイメージをお持ちの方もいらっしゃると思いますが、心不全の多くは徐々に進行していく病気です。
特に、高血圧や糖尿病などの生活習慣病を患っている方は「心不全予備軍」と考えられており、注意が必要です。
Q4.手や足にむくみがあるのですが、循環器科で診てもらう必要はありますか?
A4.むくみには様々な原因があります。まずは早期に受診されることをお勧めいたします。
手足にむくみがある場合には、水分や塩分の摂りすぎが原因でむくんでいる場合もありますが、心疾患、腎疾患、膠原病などの重症な疾患の初期であるケースもあります。
むくみが軽度の場合は、塩分を控えると数日で改善されることもありますが、まずは早期に診断を受けられることをお勧めいたします。